専門26業務派遣適正化プラン実施結果


専門26業務適正化指導の結果が公表されました。

以下、厚生労働省のホームページから引用

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期間制限を免れるために専門26業務と称した違法派遣への厳正な対応における実施結果
(専門26業務派遣適正化プラン実施結果)

 労働者派遣契約上は専門26業務と称しつつ、実態的にはその解釈を歪曲・拡大し、専門26業務以外の業務を行っている事案が散見されることから、本年2 月に「専門26業務派遣適正化プラン」を策定し、一般事務と混同されやすい事務用機器操作(第5号業務)とファイリング(第8号業務)について解釈を明確化するとともに、都道府県労働局において、3月及び4月を集中的な期間として指導監督に取り組んだところである。
 結果は以下のとおりだが、第5号業務、第8号業務以外でも違反が確認されたほか、専門26業務に関する理解が不十分な事業主も見受けられた。
 集中期間終了後も、第5号業務、第8号業務はもとより専門26業務全般の適正化に向け、引き続き厳正な指導監督を行うこととしている。

1 集中的な指導監督期間(3月及び4月)における指導監督の実績(4月末日時点) 
 大手派遣会社をはじめ、専門26業務の労働者派遣の実績のある派遣元事業主及び派遣先を訪問等により指導監督を行うとともに、繰り返し是正指導を行ってきたにもかかわらず専門26業務に係る法違反のあった派遣会社について行政処分を実施。

 (1)指導監督件数・・・・・891件
   うち文書指導済み・・・227件
    
 (2)行政処分件数(全て改善命令)・・・4事業主
 
2 関係団体への要請(「専門26業務派遣適正化プラン」を開始した2月8日〜4月末日)

 社)日本人材派遣協会、(社)日本経済団体連合会等に対し、訪問等により、要請。
  要請件数・・・・・2,234件

詳細はこちら

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特に習熟を要しない一般事務を5号業務・事務機器操作と8号業務・ファイリング業務として拡大解釈し、期間の制限なく派遣する事例があります。
開業する前勤めていた会社もこのような形で派遣社員を受け入れていました。
今後、派遣法改正とあいまって適正な派遣をする必要があるといえます。


大阪・派遣許可対策室
労働契約と就業規則対策室

セクハラ 派遣先に賠償命令 使用者責任を認定



<セクハラ>派遣先に賠償命令 使用者責任を認定…奈良地裁

6月15日21時0分配信 毎日新聞
 派遣されていた工場で上司にセクハラされたとして、東京の人材派遣会社の女性社員が、菓子メーカー「味覚糖」(大阪市)などに慰謝料など約700万円を求めた訴訟の判決が15日、奈良地裁であった。一谷好文裁判長は上司に対する使用者責任を認め、同社に77万円の支払いを命じた。派遣会社への請求は棄却した。専門家によると、派遣社員へのセクハラで、派遣先への賠償命令は異例。

 判決などによると、女性は05年12月に奈良工場(奈良県大和郡山市)に派遣され、あめの袋詰めや検品などを担当。07年9月ごろから、上司のサブリーダーに携帯電話の番号を教えるよう何度も求められ、「エッチしよう」などと言われたり、体を触られたりした。女性は08年6月、抑うつ神経症と診断され、現在も休職中。同年12月に提訴した当日、上司は自殺した。女性は09年7月に労災認定を受けた。

 判決は、派遣会社への賠償請求について、味覚糖側に女性の要望を伝えるなどセクハラ対策を講じていたなどとして棄却した。

 派遣労働者へのセクハラ訴訟で派遣先の責任が認められたのは、日本航空に対する東京地裁判決(03年8月)などわずかしかない。

 味覚糖人事総務部は「判決文を見ていないのでコメントは差し控えたい」としている。

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セクハラに関しては、派遣元・派遣先双方に責任があるとされています。
派遣労働者からの苦情受付、対策を迅速に講ずる等の措置が求められるのは言うまでもありません。

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年金機構、派遣法違反で是正指導


 日本年金機構東京事務センターで各種の届け出書類などをコンピューターに入力する派遣職員の業務が派遣期間に制限がない専門的な26業務にあたらず、労働者派遣法に違反するとして、東京労働局から14日付で是正指導を受けていたことが分かった。長妻昭厚生労働相が15日の閣議後会見で明らかにした。

 厚労省は2月から26業務の適正化の指導監督を強化しており、長妻氏は「厚労省の所管の法人で是正指導がなされたことは大変恥ずかしい。今後こういうことがないように対応したい」と述べた。

 東京事務センターは、2社の派遣会社から約240人が派遣され、入力作業をしている。全国47の事務センターでは計約1360人が同様の業務をしており、同機構は10月以降はすべて請負契約に切りかえるとしている。

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政令26業務については適正化キャンペーン、指導等、積極的に取り組んでいます。
疑義応答集なども出していますので、十分注意する必要があります。

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